1日は24時間、これはすべての人間に平等に与えられています。
一方で人にはそれぞれやらなければならないと感じている仕事も存在します。会社で8時間仕事をすることや学校に行って勉強することなど、人によって様々ですが、特に家庭で家事・育児をこなすのが仕事になっている専業主婦(主夫)の方はその量が膨大でかつ休日がありません。
その仕事を例に挙げれば、
食事準備・片付け、ゴミ出し、洗濯からの洗濯物干し、部屋の掃除、食材・日用品の買い出しなどなど・・・
赤ちゃんがいる家庭では、さらに育児(おむつ替え、ミルクや離乳食をあげる、寝かしつけなど)もあります。
これらを一人でやろうとすると自分の時間が持てないどころか、身体が持たない可能性もあります。体調が悪くなると思うように仕事がこなせず、気持ちも落ち込んでします。
このような状況を解決するためには、以下のような観点で自分がやらなくてもよいような工夫をしましょう。
①時短家電に任せられるものはないか。
例)洗濯+洗濯物干し→ドラム式洗濯機
部屋の掃除 →ルンバのようなロボット掃除機
食器洗い →食器洗い乾燥機
②パートナーに任せられるものはないか
例)ゴミ出し、買い物(会社からの帰宅中にスーパーによってもらう)、おむつ替え、寝かしつけ
③他人に家事をお願いできることはないか。
例)家事代行による食事準備や掃除、ネットスーパーの宅配サービス
①については初期投資は必要ですが、日々の時間を生み出してくれるので検討の価値はあると考えます。またコスト面や設置条件面で購入が難しい場合はパートナーに家事の一部を手伝ってもらいましょう。掃除や洗濯物干しは2人で作業すれば、かかる時間が単純に半分になります。また手伝ってもらう際は、その家事のやり方やこだわりポイントをパートナーに伝えてから手伝ってもらうようにすると、手伝う方も迷いがなくなりますし、またやり方が違うことによるプチストレスも溜まりません。
②についてはなるべくパートナーの生活の動線上でこなせる家事をお願いしましょう。例えば通勤時に一緒にゴミを出してもらったり、会社からの帰宅ついでに買ってきてもらったりすれば、手伝う方も大きな労力なしに家事に貢献できます。
③については特にネットスーパーの宅配サービスはおすすめです。配送料は数百円かかりますが、代わりに買い物をしてくれて、自宅まで届けてくれるので時間を生み出してくれます。また5000円以上購入で配送料が無料になるといったこともあるので、週1回のまとめ買いでお得に利用できる場合があります。
家事を自分以外に任せることで、自分の時間ができるので、リラックスしたり、自己投資したり、こどもとふれあったりすることができます。このような時間があることで日々の生活の充実感がぐっと上がるのではないかと思います。
パートナーに家事手伝いをお願いするのが億劫な方も、浮いた時間で一緒に映画観れたり、散歩に行けたり、一緒に早く休めたりできるという相手側のメリットも提示できるとパートナーも積極的に手伝ってくれるのではないかと思います。
自分を一番大切にできるのは自分だけですから、楽できるところは楽をして、あなたがやりたいことに時間を使って豊かな人生を送りましょう。