健康・美容

歳をとってからの運動の仕方

今の常識では歳をとると体力が低下していくものと考えられています。しかしこの常識に囚われて、体力の低下を嘆きながら歳をとっていくと人生100年時代を健康的に楽しく過ごすことは難しいと考えています。

歳をとると体が衰えることが真がどうかは、体が衰えなければ歳を取らないが偽である(どんな人も歳をとるため)事を考えると対偶が偽なので、命題も偽となります。

つまり歳をとると言うことと、体が衰えることは別で考えたほうが良いと言うことです。

歳をとることは時間が経つと言うことですから、経過時間にどのような過ごし方をするかで、時間が経過した後の体が変化していると考えられます。

歳をとっている間に適切な運動、食事、睡眠をすれば、健康は保たれるどころか、むしろ調子が良くなると考えています。

このことを若いうちから意識していれば、長い時間をかけて健康面に時間を投資できるので、長く健康でいられます。

一方で歳をとってしまった後から健康を意識したときには、急に運動をすると負荷がかかりすぎて、体が耐えきれず、ケガをしてしまいます。こうなるとさらに動けなくなりますから、かえって逆効果になってしまいます。

歳を重ねてからであったり、病み上がりであったりする場合には以下のことに気をつけましょう

・急な運動、負荷の大きな運動を避ける。

・自分がどう動いているのか、思うように手足が動かせているのか確認しながら運動する。

・食事は取りすぎに気をつける。

・睡眠は適量とる。

基本的には食事・運動・睡眠を最適にしましょうということですが、特に食事は取り過ぎると体が重くなり、余計に動きたくなくなります。また運動もヨガやストレッチ、ウォーキングなど、ゆっくり長く続けられるものを選ぶのが良いと思います。その運動に慣れてきたら少しずつ負荷を調整していくなどいくらでもアレンジできるので、物足りなくてもまずは続けやすい運動を心がけましょう。

寝ながらでも、膝を立ててお尻を浮かしたり、腕を頭の方に上げて、その腕と反対側の脚をまっすぐにして伸びをしたりすると、体幹が鍛えられますから、おすすめです。

また、日常の家事を運動として捉え、体が動いているのを意識して、家事をするとダラダラ家事をするより運動効果が高まり代謝も上がると考えられますので、日頃の自分の動き方にも注目してみてください。

意識と行動によって今よりももっと活力のある生活を得られます。それを続けるとより長く人生を楽しめるはずですから、今日が1番若い日と思って、今日から行動していきましょう。